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バチカン奇跡調査官シリーズのネタバレやあらすじは!?

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シリーズ累計100万部突破

藤木稟「バチカン奇跡調査官ジェヴォーダンの鐘」

はじめに

今日は、漫画化、アニメ化もされ大ヒットしているバチカン奇跡調査官シリーズをご紹介します。2人のイケメンの神父様が活躍するミステリーです。

7月22日はカトリックの聖人歴によると、マグダラのマリア記念日です。神父である2人にとって、大事な日です。このマリア様は「ダ・ビンチ・コード」で読まれた方も多いかと思います。

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作者について

藤木稟(ふじきりん)さんは、ミステリー、伝奇、ホラー、SFなどの幅広い作品を発表されています。バチカン奇跡調査官シリーズや朱雀十五シリーズ、陰陽師鬼一法眼シリーズ、妖怪新聞社シリーズなどがあります。

日本推理作家協会の会員です。

 

バチカン奇跡調査官シリーズとは?

 

バチカン奇跡調査官シリーズとは?
2007年角川書店、角川ホラー文庫から刊行され、現在17巻出版されています。

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大ヒット作品です。漫画は日野杏寿さんが月間コミックジーンに連載されています。
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昨年はアニメ化され、12話放送されました。
本日ご紹介する「ジェヴォーダンの鐘」は、2018年4月に角川ホラー文庫より発行されました。

6月からは、カクヨムでWeb小説も配信されています。
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ご存知のように、バチカンはカトリックの総本山、ローマ教皇のお膝元です。ただ、奇跡調査官とは、作者の創造だそうです。

バチカン市民のほとんどは、カトリックの聖職者と修道士、修道女で占められています。カトリックは、イエズス会(ザビエル)、フランチェスコ会(フランシスコ会)などの修道会がありますが、我らが奇跡調査官はイエズス会所属です。

世界中から寄せられる、「神の奇跡」を科学的に調査し、奇跡を認定するのが奇跡調査官です。

この認定調査中に事件がおこります。

 

あらすじ

バチカンに奇跡申請がよせられます。フランス中央部、ロゼーヌ県のセレ村、マリー教会からです。エズーカ山の洞穴には聖母像が祀られています。礼拝中に近くにある舌(ぜつ)のない鐘が鳴り響き、青い鳥が現れ福音を告げました。すると、礼拝に参加していた全盲の少女ファンターヌの目がみえるようになったというのです。奇跡調査官の平賀神父とロベルタ神父はさっそく現地調査に乗り出します。

果たして聖母マリアの奇跡なのでしょうか。それとも、トリックや科学的に説明できる事象なのでしょうか。

中世ヨーロッパの宗教戦争や弾圧も述べられています。キリスト教以前の土着の宗教や、カトリックとプロテスタントの対立などについてです。特に弾圧されたカタリ派について、ロベルトが教えてくれます。

 

舞台

マリー教会があるジェヴォーダン地方は、「ジェヴォーダンの獣」という謎の舞台です。18世紀、1764年から1767年にジェヴォーダン地方に謎の獣が198回出現し、60人から100人を襲ったというのです。獣は、オオカミ、ハイエナ、犬、果ては狼男など諸説あり今だに解明されていません。この獣も今回の作品で大きな役割を果たします。

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登場人物

平賀・ヨゼフ・康神父: 24歳、日系アメリカ人。天才科学者ですが、生活能力皆無です。華奢で女性っぽい美貌の持ち主です。

ロベルト・ニコラス神父: 27歳、イタリア人。長身のイケメンです。世慣れていて、お料理上手。古文書、暗号のエキスパートです。毎回難しい蘊蓄(うんちく)を披露します。

サウロ大司教: イエズス会の大司教、二人の上司です。エクソシストの経験があります。

シン博士: インド人の数学博士。平賀神父をサポートします。カトリックではありません。生真面目で冗談は通じません。

 

感想

シリーズ物はくせになります。新刊が出ると読みたくなります。THORES柴本さんのゴシック風のカバーイラストも毎回素敵です。

今回も、期待を裏切らないロベルタ神父のおいしそうな料理がでてきます。神父はいとも簡単にクッキングしているので、神父の作る鯖のソテーを真似して作ってみました。

おいしくできましたが、イタリアン風のお惣菜になってしまい、ロベルト神父の作るしゃれたデイナーとはなりませんでした。残念です。

天才で天然キャラの平賀神父、天才でまじめなシン博士との会話は相変わらず、噛み合いません。読んでいると、とても楽しいのですが、本人たちはいらいらするでしょうね。

ロベルト神父はヨーロッパやキリスト教の歴史などの蘊蓄を延々と教えてくれます。とても長いです。しかも難しいのです。とりあえずちらっとだけ見て先に進みます。

区切りがついたら戻って読んでいます。フランスの宗教戦争など知らないことだらけなので、本作を読破したあとにロベルトの蘊蓄をじっくり読みなおします。

奇跡調査官のミステリーの楽しさと世界史の深い話を知る2重の楽しみです。落ち着いて読むと、とても興味深いお話です。

奇跡が起きたと信じる村人たち、今度こそは奇跡が認定されますようにと願います。今まで数々の奇跡が申請されましたが、これまで1度も認定されていないのです。

2人の神父は毎回現地調査におもむき、地元の住人との交流があります。今回も村人と適度に距離を保ちつつも仲良くなっていきます。読んでいて楽しい場面です。

奇跡がおこった盲目の少女のお話は残酷な事実とファンタジーが入り混じり、ほろりとさせられます。

 

まとめ

今回もロベルト神父と平賀神父のコンビは鉄壁でした。続編が早く読みたくなります。

アニメ化もまた是非実現させてほしいですね。

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