韓国tvNにて初回放送からチャンネル歴代視聴率を更新し、韓国で放送される度にファンが爆発的に増え「トッケビロス」と言われるほど社会現象となった話題作、「トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜」を紹介します。主演のコン・ユが4年ぶりにドラマ復帰した事でも話題になりました。タイトルから見るとどんなドラマか思いましたが、予告編を見るだけで、引き込まれる感じがあり、(実際私は予告編を見てみることを決めました)本編を見ると韓国で人気があったのが分かると思います。ちなみに「トッケビ」とは、日本では「鬼」に例えられますが、韓国では精霊、妖怪として伝わっているようです。
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あらすじ
高麗時代の英雄で将軍だったキム・シン(コン・ユ)は、若き王ワン・ヨからの嫉妬により命を落とします。ワン・ヨの妻で王妃、そしてシンの妹キム・ソン(キム・ソヒョン)や一族も一緒に殺されてしまいます。その後、神の力によって“不滅の命”を生きる『トッケビ』となってしまったシンは、900年以上も生き花嫁を待ち続けます。
シンの永遠の命を解き放つことができるのは、“トッケビの花嫁“と呼ばれる存在ただ1人。
“トッケビの花嫁“だけが、彼の胸に刺さった剣を唯一抜くことが出来るからです。
そんな中900年以上も生きてきたシンの前に、ある女子高生ウンタク(キム・ゴウン)が現れます。ウンタクは、子供の頃から幽霊が見えていたこともあり、シンをトッケビと見抜きます。そして自分こそが“トッケビの花嫁“と主張しますが、シンは半信半疑です。
一方シンの家臣の子孫であるユ・ドクファ(ユク・ソンジェ)は、勝手にトッケビの家を死神(イ・ドンウク)に貸し出してしまいます。そこからトッケビと死神という奇妙な2人の同居生活がスタート。そして親戚から厄介者扱いされていたウンタクまで加わる事に。
天真爛漫なウンタクと接していくうちに“不滅の命“を終わらせたかったシンの気持ちに変化が…ウンタクも自分を必要としてくれるシンに自分が生まれてきた価値を見出していきます。
そんなシンとウンタクが少しずつ近づいていく中、死神にも恋の足跡が…ウンタクがバイトしているチキン店の店長サニーと出会います。シンとウンタク、死神とサニーの4人の運命の歯車が動き始めます。
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あらすじ2
トッケビであるシンは、“不滅の命”を終わらせるために、“トッケビの花嫁”を待ち続けています。そんなシンに“トッケビの花嫁”があらわれます。最初半信半疑だったシンですが、胸に刺さった剣が見えると言われ戸惑いながらもこの命を終わらせる覚悟を決めます。そして剣を抜いてもらう日、ソバ畑で最期を迎えるはずがウンタクは剣が抜けません。見えているのにさわれないのです。シンの覚悟も呆気なく終わり元の生活へ。
〈参考URL http://atyakotya.com/entry/2018/06/15/192953〉
しかしその頃から胸の剣が疼き始めます。ウンタクと一緒にいる時にも胸の剣が疼き始め、それを見たウンタクは剣を抜いてあげるといい、ついに剣に触ることが…ゆっくり抜こうとするウンタクをシンはつい突き飛ばしてしまい危うくウンタクの命を奪うことに…シンに助けられ大丈夫だったウンタク。
〈参考URL http://atyakotya.com/entry/2018/06/15/192953〉
しかしこの行動で、剣を抜けばどうなるのかが気になり死神から真相を聞き出します。真相を知ったウンタク、そして剣を抜かなない事でシンとウンタクに更なる試練が待ち受けます。そんな中シンの天敵パク・チュンホンがあらわれます。チュンホンを倒すには何が必要か悟ったシン。果たしてシンはどのような選択をするのか…そしてウンタクは、その時どうするのか…気になりますが続きはドラマで確認してみてください。
あらすじ3
このドラマは、転生(生まれ変わり、輪廻とも言います)がテーマにもなっています。時代は、高麗時代。その時代に生きてきた人が、生まれ変わり現代を生きています。唯一トッケビだけは、高麗時代からの記憶を持ったまま900年以上生きています。そして死神は、人間の体に触れる事で、その人の前世を見ることが出来ます。体に触れないように、歩くときは両手を組んで歩く死神。ある時サニーと手が触れてしまい、サニーの前世を見てしまう事に。
それをきっかけに、なぜサニーを見て泣いてしまったのか、なぜ王妃の肖像画を見て泣いてしまったのか気になり出します。前世の記憶がない死神にとって、ここから苦悩の日々が始まります。サニーと死神の転生は一体誰なのか…死神の前世が、後半の鍵ともなっていくため死神からも目が離せません。
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ネタバレ3
最後に、シンとウンタク、サニーと死神の恋についてです。《ネタバレ2》で書きましたが、このドラマには、前世の記憶とか転生と言うのがテーマにもなっています。サニーと死神には、このテーマが重くのしかかりますし、シンとウンタクには、転生が最後重要なキーワードになります。
シンとウンタクは、シンの胸に刺さった剣を通して運命が左右されるため、上手くいくようでいかない、幸せな日々と別れを繰り返す事になります。
そして死神とサニーは、前世の記憶が邪魔をしてなかなか前に進めません。私的には、切なさからいけば、トッケビ夫婦よりも死神とサニーの方が切なさ度は倍かもしれないと思っています。2組のカップルの恋がどう成就するかもこのドラマの見どころなっているため是非ドラマで確認して頂きたいと思います。
《登場人物紹介》
〈コン・ユ〉〈参考URL http://tokkebi.jp〉
トッケビ/キム・シン(コン・ユ)
高麗時代の将軍であり英雄でもある。神の力により“不滅の命”を与えられ、900年以上生き続けている。“トッケビの花嫁”を待ち続け、ウンタクと出会い初恋と言うものを知る事に。
1979年7月10日生まれ。2001年にデビューするも、なかなかヒット作に恵まれず2007年「コーヒープリンセス1号店」が大ヒット。国内外でも大人気俳優となる。
2017年本作で、百想芸術大賞TVドラマ男子優秀演技賞を受賞する。
韓国発のゾンビ映画「新感染 ファイナル・エクスプレス」で主演を務め、世界各国の映画祭で高評価を得ています。
〈キム・ゴウン〉〈参考URL http://tokkebi.jp〉
チ・ウンタク(キム・ゴウン)
子供の頃から幽霊が見え、生まれてくる命ではなかったが、トッケビにより助けられる。
それによって幽霊達からは、“トッケビの花嫁”と呼ばれる事に。
子供の頃より死神に追いかけられている。天真爛漫で明るい性格。トッケビを無に帰す唯一の存在。
1991年7月2日生まれ。初主演映画「ウンギョ 青い蜜」にて新人賞を多数受賞。鮮烈な女優デビューを飾ります。その後も実力を認められ、数々のドラマや映画に出演
「恋はチーズ・イン・トラップ」では、百想芸術大賞新人賞(テレビ部門)を獲得しています。
〈イ・ドンウク〉
死神(イ・ドンウク)
過去に大罪を犯し、自分の名前や過去の記憶をすべて抹消され、死神として生きる。不器用で感情表現が乏しいが、実は純粋で天然。サニーには、「すべてが不正解」と言われてしまう。トッケビとのブロマンスも展開します。
1981年11月6日生まれ。99年にドラマデビュー。2005年に出演した「マイガール」の御曹司役で一躍脚光を浴びる。その後も数々のドラマに出演。本作は、死神のキャラクターに惹かれ、脚本家に直談判し出演が叶うことに。
〈ユ・インナ〉〈参考URL http://tokkebi.jp〉
サニー(ユ・インナ)
ウンタクのバイト先チキン店の店長。クールだが情に厚く、ウンタクを何かと助けている。
気だるい感じでセクシーな美女。死神とは不思議な縁で結ばれています。
1982年6月5日生まれ。09年「明日に向かってハイキック」でデビュー。大ヒット作「シークレット・ガーデン」や「最高の愛~恋はドゥグンドゥグン」に出演。第47回百想芸術大賞の女性新人演技賞も受賞しています。その後も「インニョン王妃の男」など数々のドラマに出演。人気女優の1人です。
〈ユク・ソンジェ(BTOB)〉
ユ・ドクファ(ユク・ソンジェ)
シンの家臣の子孫・シンとか6歳の時に出会う。チャヌ財閥の御曹司。クレジットカードがないと生きていけない。小生意気でお茶目な性格の25歳。
1995年5月2日生まれ。12年にアイドルグループ「BTOB」の末っ子としてデビュー。
韓国人気バラエティ番組「私たち結婚しました」に出演し、その後は数々のドラマにも出演。マルチな才能を発揮している。
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私が今年見た韓国ドラマの中では、№1と言っても過言ではないくらいドハマりしたドラマです。ドラマの内容も流れてくる音楽もそして映画のような映像にもすべてが満足で、ドラマとOST両方にハマったドラマは「トッケビ」が初めてでした。韓国で「トッケビロス」が続出という記事を見たことがありました。まさしく私も同じ現象が…
ドラマを見た後、ロスから立ち直れずもう1度最初から見直したほどです。
本作が4年ぶりとなるコン・ユは、正直「コーヒープリンセス1号店」のときは、あまり好きではなかったのですが、本作では大人の魅力満載でコミカルな演技から切ない演技までどれをとってもカッコよくてドラマの内容にもハマりましたが、コン・ユにもハマりました。
ウンタク役のキム・ゴウンも可愛くて、天真爛漫な感じから、大人になったウンタクまで役にすごく合っていたと思います。またシンとの掛け合いも良くて本当にお似合いのカップルでした。
この記事を書く前に、また見たくなりちょうどドラマを見ていました。何度もみても面白くて、やはり後半では特に13話以降はもう涙が止まりませんでした。3回目なのに同じシーンで号泣。大体何度も見ていると話の内容が分かっているので泣けないのですが、このドラマはきっとこれから先何回見ても泣けるんだろうなっていうのが率直な感想です。
シンとウンタク以外にも泣ける要素はいっぱいあって、死神とサニーカップルがまさにそうです。この2人は、本当に前世に翻弄されてしまうので、2人が泣けば私も一緒に泣いちゃうくらい切ない感じが満載のカップルです。
正直前半は、ちょっと分かりにくい部分や本当に面白い?って感じる人がいるかもしれません。最初私もそうでした。しかし話が進むにつれドラマから目が離せなくなります。後半は、特にそうです。最後はえっ?そうなの?って思うかもしれませんが、ちゃんとうまくまとめられていて、ウンタクのセリフの中に「人は4回生まれ変わる」って言葉がありますが、本当うそじゃないんだなって感じさせてくれる最後になっています。
シンとウンタク、死神とサニー、そしてシンと死神のブロマンスから関係まで結局最後まで見ると面白かったぁ~、また見たいって思えるドラマになっているとも思います。
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私の記事を読んで、「トッケビ~君がくれた愛しい日々」を見てみたいと思って頂けたらすごくうれしいです。韓国ドラマ好きの友達にも薦めちゃいました。本当にいい作品だと思うので、ぜひ一度見ていただきたいと思います。
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