~天使の罠~
皆さんは、信頼していた人に裏切られたことがありますか？信用しきっていた人に裏切られる時の気分は、心に刃物のようなものがグサっと刺さるような感覚だと思います。
簡単に誰かを裏切るという行為は、一人の人間として、してはいけないことではないでしょうか。そして、そのような悪い行為をした人には、必ずいつか罰が下されると私は思うのです。
今回の記事では、韓国で放送された際に、最高視聴率21.1％を獲得した復習愛憎劇「天使の罠」を紹介したいと思います。
この作品が日本でも放送された年に鑑賞しましたが、個人的に次回が待ち遠しいと思った復習ドラマの一つでした。
ある不幸な出来事がきっかけとなり、主人公が聖女から悪魔へと変貌する姿は必見です。
~ドラマのあらすじをご紹介~
シスターになることを志し、修道院で暮らすイ・ソニュは、幼い頃に両親を亡くしたことから、たった一人の姉イ・ジニュが彼女にとって唯一の家族でした。
ジニュの恋人であるチャン・テジョンのことも、本当の兄のように慕っていたソニュ。
ある日ソニュは、施設を抜け出して夜遊びする少女たちを捜す為に街に出ます。彼女たちは、クラブでソ・ジソクという男性と知り合いますが、彼は少女たちが未成年であることを知り、自宅まで送り届けようとしていました。
けれども、そこでジソクと鉢合わせしたソニュは、彼が少女たちを連れ回していると勘違いしてしまい、起こってジソクを飛び蹴りしてしまいます。
更には、ジソクが非常に大切にしている羅針盤を、ソニュが間違えて持って帰ってしまったことから、二人は再会することに。
その一方で、ジニュと同棲していたテジョンは、理由も無く一方的に別れを告げ、自身の勤め先の会社令嬢のソ・ジヒと交際し始めます。
テジョンとの間に授かった子どもを妊娠していたジュニ。彼女が、一人で出産することを決意したことを知ったテジョンは激怒し、交通事故に遭った彼女を見殺しにしてしまいます。
たった一人の最愛の姉を亡くし、絶望したソニュは、テジョンへの復讐を誓うと同時に、修道院を出て、彼が勤める会社に入社することを決意します。
復讐の魔の手を伸ばしていくソニュは一体どうなるのでしょうか…？
~ドラマの出演者をご紹介~
・イ・ソニュ (ユン・ソイ)
協会の施設で、子どもたちの世話をしている見習いシスター。唯一の家族である、たった一人の姉、ジニュを殺したチャン・テジョンに復讐するため、聖女と言われるシスターから、復讐の悪魔へと変貌するイ・ソニュ役に、ユン・ソイ。
個人的に、ユン・ソイという女優を見たのは初めてでしたが、彼女の復讐の演技からは目が離せられません。彼女の、作品内での変貌ぶりに注目して頂きたいです。
・ソ・ジソク (クォン・ユル)
食品会社の御曹司でありながら、会社の経営には全く興味が無いソ・ジソク役に、クォン・ユル。上記の通り、イ・ソニュとは最悪な形で出会いを果たしますが、徐々に彼女の正直な姿に心が惹かれていくジソク。二人の間の切ない恋愛関係も、この作品で注目して頂きたい部分の一つです。
・チャン・テジョン (パク・ジョンチョル)
ソニュの姉のジニュの元恋人。彼女とは結婚間近であったにも関わらず、お金に目がくらみ、勤め先の会社の令嬢であるソ・ジヒと交際を始め、復縁を望んだジニュを見殺しにしたチャン・テジョン役に、パク・ジョンチョル。
今まで、数多くの愛憎復讐劇を観てきましたが、こんなにもたちの悪い悪役は初めて見ました。自分の現状を維持しようと、嘘に嘘を重ねる彼の姿は、見ていられないほどです。
・ソ・ジヒ (ムン・ボリョン)
食品会社の令嬢のソ・ジヒは、純粋に好きな気持ちから、チャン・テジョンとの結婚を望みますが、家柄があまりにも釣り合わないという理由から、猛反対されます。不可解な行動が多い彼に対して、不安が募っていくソ・ジヒ役に、ムン・ボリョン。
お金のために彼女との結婚を望んだチャン・テジョンとは反して、彼女はただ彼のことを好きという気持ちから結婚を望んでいました。好きな人と、結婚したいと素直に思う彼女の姿は、作品内では少し切なく見えます。
~ドラマの見所をご紹介~
このドラマの見所は、ただ主人公のソニュがテジョンに復讐をするだけではなく、恋愛面も描かれている部分だと思います。
会う回数を重ねる度に、ソニュとジソクの二人は、純粋に「好き」という気持ちから、互いに心が惹かれ合います。
復讐のために利用されていると、ソニュのことを好まないジヒが口出しをしたり、二人の恋愛関係を邪魔する事柄が多くあるのですが…。この二人が演じる切ない恋模様も、是非注目して観て頂きたいと思います。
~まとめ~
いかがでしたか？今回の記事では、ドロドロ愛憎復讐劇「天使の罠」を紹介しました。短編のラブコメディドラマに飽きてしまったという方には、非常にお勧めのドラマです。韓国ドラマならではの、何でもありの復讐ドラマを是非観て頂けたらと思います。
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