「カノジョは嘘を愛しすぎてる」
最近韓国でも日本でもお互いの国の映画やドラマをリメイクして放送することが多くなっています。このドラマもその流れに乗った感じで日本の映画で上映されて韓国でドラマとしてリメイクされました。嘘だらけのプロデューサーとビタミンボイスの声の純粋な高校生の青春ラブストーリーです。
《あらすじ》
超人気バンドCRUDE PLAYの元メンバーカン・ハンギョル(イ・ヒョヌ)は、正体を隠してCRUDE PLAYのプロデューサーとして働く天才作曲家です。音楽に夢中になるあまり恋人にさえ距離を置かれてしまい、おまけに所属事務所の代表と浮気している現場まで見てしまうことに。そしてCRUDE PLAYの新曲を巡ってもバンドメンバーと対立。自暴自棄となってしまいます。ハンギョルは、失恋すると曲が浮かぶタイプ。今回も曲が浮かび通りすがりの少女の携帯を借りて録音・転送します。その曲に惹かれたのがビタミンボイスと言われるユン・ソリム(ジョイ)です。ハンギョルに一目惚れしたソリムと再会し何度も会うことで惹かれ合いますが、実はソリムに嘘を話すハンギョル。そしてそのビタミンボイスにもう1人惹かれた人物がいます。純粋な高校生と嘘ばかりのハンギョルそしてソリムをプロデュースするCRUDE PLAYのメンバーの複雑に絡み合っていく関係性をぜひ楽しんでみてください。
《ネタバレ 1 》
ハンギョルは、CRUDE PLAYの元メンバーで、今は誰でも知るプロデューサー「K」として正体を隠しています。そんな「K」が作る曲が大好きなCRUDE PLAYのファンであるソリムは、ひょんなことからハンギョルと出会います。しかしハンギョルは、ソリムに嘘をついて会っていました。そんな中ソリムは、ハンギョルが所属する事務所にスカウトされMUSH&Co.としてデビューする事になるのです。代表にプロデュースを任されるも断るハンギョル。そこにCRUDE PLAYのベースのチャンヨンがプロデュースしたいと申し出ます。事務所に通い始めるソリム、そしてソリムがデビューすると知り慌てるハンギョル。そしてついにハンギョルの正体がバレる事に。果たしてソリムはどうするのでしょか?そしてMUSH&Co.のプロデューサーでもあるチャンヨンもソリムが好きになります。一難去ってまた一難。挙げ句の果てに3人の関係がスキャンダルとして報じれらる事に。複雑に絡み合う人間関係。2人の恋は上手くいくのでしょうか?
《ネタバレ 2 》
このドラマは、佐藤健主演の日本映画のリメイク版です。映画とドラマの違いとしては、基本の所は同じです。ハンギョルがプロデュースするバンド名もソリムが活動するバンド名も同じでした。CRUDE PLAYのプロデューサーを隠して付き合うのも同じ。事務所の代表とハンギョルの恋人が浮気してるのも同じでした。基本的な所は変わらずでしたが、チャンヨルがソリムを好きになる所や、チャンヨルとのスキャンダル、そして事務所と親会社の上下関係などは映画にはありませんでした。原作が漫画なのでもしかしたら漫画にはあるのかもしれませんが・・・。映画では、秋が理子のために嘘をついて別れをいいますが、ドラマでは一応別れてはみるものの結局すぐに元に戻ってしまいます。ですので映画での象徴的なキスシーンは、ドラマでは別の形で表現されていました。私は、映画でのキスシーンが好きだったのでちょっと残念ではあります。
《登場人物紹介》
カン・ハンギョル(イ・ヒョヌ)
正体を隠してCRUDE PLAYのプロデューサー「K」として活躍する天才作曲家。人の声からインスピレーションをもらい曲を作ることが多く、大の声好き。ソリムの声に衝撃を受け忘れられなくなる。
1993年3月23日生まれ。172cm、55kg。韓国版「花ざかりの君たちへ」で一躍人気者へ。
子役時代から活躍している。
主な作品「善徳女王」「ドラゴン桜」「ビューティ・インサイド」など。
ユン・ソリム(ジョイ(Red Velvet))
ビタミンボイスの持ち主。歌うことが大好きな八百屋の娘。CRUDE PLAYの大ファン。
のちにその声が認めらて友達とMUSH&Co.としてデビューする事になる。
1996年9月3日生まれ。168cm、A型。2014年Red Velvetとしてデビュー。2015年にMBC演技大賞ニュースター賞を受賞している。
主な作品「偉大な誘惑者」
ソ・チャンヨン(イ・ソウォン)
CRUDE PLAYのメンバーでベーシスト。ハンギョルの代わりに加入する。後からの加入だからなのかメンバーともどこかぎこちなさがあり、ハンギョルをライバル視する。
1997年2月17日生まれ。178cm 64kg。2015年にドラマデビュー。
おもな作品「むやみに切なく」「病院船」など
《感想》
映画が好きで韓国でリメイクされると聞いた時から気になっていたドラマで、映画ではハッピーエンドなのかどうなのか何となく曖昧で、でもあの象徴的なキスシーンが好きだったのですが、ドラマでは曖昧な感じではなくちゃんとハッピーエンドで終わったところがすごく良かったです。イ・ヒョヌのクシャと笑う笑顔が何とも言えないくらい可愛くてかなり癒されました。映画ではなかった会社のことなどハンギョルとソリムの事以外も面白くて良かったですが、1つ残念な事が・・・。ラストCRUDE PLAYの単独ライブで終わればさらに面白かったのにと思いました。記者会見までしたのだから、単独でどれくらいお客が入るかを見せればメンバーの努力が報われたのにと残念でなりません。それ以外は、私が見た評価の悪さよりは全然面白くて良かったと思います。
《まとめ》
私は、結構いろんなドラマのリメイク版見てますが、オリジナルももちろんいいですが、リメイク版の方が面白いと感じる事が多い気がします。もちろん後から作っている訳ですから面白くないと意味がありません。どんなにリメイクされてもやっぱりオリジナルの方がいいと言う人いると思います。どちらがいいとは、正直それぞれの感覚なので私からは何も言えませんが、リメイク版が作られるとオリジナルとの比較が出来るのでそこも楽しみの一つだと私は思いました。
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