魔女の法廷ネタバレ見どころあらすじ紹介

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許さない!世にはびこる性犯罪 ☆魔女の法廷

ツンデレ女性検事と年下イケメン検事がタッグを組んで事件解決!

性犯罪事件を専門とする部署で2人は次々と卑劣な奴らを有罪に。

スリルと胸キュンを同時に味わえるラブコメディーです♥

  • あらすじ

マ・イドゥムは幼い頃に失踪した母を捜すために検事になり、現在は刑事2課のエース検事として活躍していました。

ところがある日、上司が女性記者にセクハラする現場を目撃し、「穏便に解決してくれ」と言う上司をはねのけ、その結果「女性・児童被害対策部」にとばされます。

同じくそこへ配属されてきた新人検事ジヌクは、なんとイドゥムのマンションの隣人。しかもイドゥムとジヌクはコンビを組むことになります。

2人は度々ぶつかり合いながら、様々な性犯罪事件を捜査していきます。

その中では、ジヌクが精神科医として働いていた5年前にカウンセリングを担当した少女の継父殺害の容疑をはらしたり、少女売春事件で財閥の御曹司の罪を暴いたり…と息の合った名コンビぶりを発揮します。

イドゥムはどんな脅しにも屈せず、場合によっては変則プレイもありの、通称

“魔女”で、同僚たちは呆れながらも一目おいている存在です。

しかしイドゥムには20年前に失踪した母を捜し続け、心に傷を抱えている弱い部分もあることをジヌクはやがて知ります。

ところがイドゥムは、調べるうちに母の失踪はヒョンジェ法律事務所のガプスという男が起こした性的暴行事件に関連があると聞いてショックを受け、さらにジヌクの母親が母ヨンシルの監禁に関わっていたことを知って、ジヌクに決別を宣言し、検事を辞めてしまいます。

そして自分一人でも、必ずガプスの罪を暴くと心に誓います。

その3ヶ月後、イドゥムは弁護士に転身して再びジヌクの前に現れますが、今度は同じ事件をめぐって担当検事と弁護士として対立することになります。

「母親は死んだ」と聞かされても信じず、真相を追い続けていたイドゥムは、ジヌクの協力を得て、ついに母ヨンシルを発見しました。

ヨンシルが生きていたことを知ったガプスは、彼女を消してしまおうと策をめぐらしたり、イドゥムを脅迫したりしますが、そのたびにイドゥムとジヌクは立ちはだかり母を危険から守ります。

記憶を失っていたヨンシルもやがて全てを思い出し、娘イドゥムと涙の再会を果たしました。

そしてイドゥムは、母の失踪の一部始終を明らかにし、宿敵の男ガプスに罪を償わせることができました。

  • 見どころと感想

女性や児童に対する性犯罪が、こんなにも世の中に蔓延っていることに、まず驚きます。ドラマの中の話だから…では済まされないほど、現実にも十分あり得ることだと思います。

法廷もののドラマは数多くあれど、性犯罪の事件のみを題材にしている作品は珍しいです。

多くの被害者が心と体に傷を負い、人生を狂わされているのにもかかわらず、加害者はと言えば罪の意識のかけらさえ無いやつが殆どで、本当にやりきれなくなりますよね!

このドラマでは、魔女ことマ・イドゥムが決して罪を見逃さず、徹底的に捜査し、加害者たちをバサバサ斬り倒していくので、胸のすく思いがします。

現実にもこんな骨のある検事がいれば、多くの被害者が報われるでしょうね。

名コンビ、いや、迷コンビ(>_<) のイドゥムとジヌクのユニークな会話のやり取りや、2人の気持ちがやがて恋に変わっていく過程はとても楽しく、それは暗く重苦しい事件解決のストーリーの合間で、ホッとする瞬間です。

2人がボルダリング・デートをするところなど、なんとも今どきのカップルですよね。

捜査の途中で大ケガをして入院したイドゥムが、何度もジヌクに携帯メールを送り、買い物や身の周りの世話をねだる所では、年下の彼をこき使う姉さん女房のようで笑ってしまいました。☺

母が失踪してからというもの、女の子が一人で生きて来たのですからどうしても強くならざるをえません。

どんな相手にも怯むことのないイドゥムも、夢の中で母の姿を見る夜は「行かないで…」と大粒の涙をこぼすのです。その姿を見ると、せつなくて胸が苦しかったほどです。

相棒のジヌクも、自分の母がガプスの手助けをしてヨンシルを監禁していたことにひどく驚き、失望し、イドゥムにその事実を知られることを怖れた気持ちは解らないでもありません。罪の意識に苛まれていたことでしょう。

それを知ったイドゥムが彼のもとを去った時は、さぞ悲しんだはずです。

ある事件がきっかけで知ることになったガプスという男は、権力者を利用し、自らも権力を得て悪事を隠し続け、捜査の妨害までする最低な人間です。

彼によってイドゥムは何度も危険な目に会い、それでも最後まであきらめずに食らいついて、とうとう母ヨンシルに再会できたのです。その根性に乾杯‼

これからもイドゥムは、弱きを助ける弁護士として、きっと活躍することでしょう。

まとめ

セクハラに強姦、売春…と性犯罪は増える一方です。

イドゥムのような正義のミカタがいれば、泣き寝入りしていた被害者も勇気を出して立ち上がることができるかもしれませんね。

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