女性なら秘書という仕事に憧れたことが1度はあるのではないでしょうか?仕事がテキパキ出来て、スタイル良くてハイヒール履いて颯爽と歩く姿がかっこいいと思ったことがあると思います。もちろん私のその1人。手帳片手に上司のスケジュール管理していかにもキャリアウーマンって感じで憧れました。そんな秘書の仕事が分かるドラマがこの「ジャグラス~氷のボスに恋の魔法を~」です。上司であるボスと秘書の恋を描いています。有能な秘書ほどボスを出世させることが出来のだそうです。ヒロインが仕えるボスは、どのようなボスなのでしょうか?
《あらすじ》
YBグループの常務秘書であるチャ・ユニ(ペク・ジニ)は、仕事でもプライベートでも仕える上司の命令を優先させます。その仕事熱心さのせいで彼氏にも振られてしまうほど。
仕事中に車と接触し足を怪我してしまうユニでしたが、急ぐあまりに病院へ行こうと言う相手を突き放しその場を後にしてしまいます。そして上司であるボスと不倫していると根も葉もないうわさを立てられ、会社から謹慎処分を受けてしまうことに。そんな中、復職が叶い新しい部署へ行くと、なんと新しいボスはユニの事故の相手ナム・チウォン(チェ・ダニエル)だったのです。氷にように冷たく冷徹なチウォン。秘書などいらないとユニを突き放します。そんな鉄壁を崩すべく献身的に仕えるユニ。そんなユニの住んでる家の2階にチウォンが引っ越してきたことで、少しずつ2人の関係が変わってくるのでした。
《ネタバレ 1 》
クールで鉄壁なボス・チウォンは、基本誰にも心を許すことがありません。前妻のドヒですら、子供の頃から一緒にいたにも関わらず彼の変えることが出来ずに2年の結婚生活にピリオドを打ちます。そんなチウォンは、当然ユニにも心を開くはずがありません。秘書はいらないと突き放します。それでも仕事熱心なユニは、めげることなくガムのようにくっついてチウォンに関心を寄せます。ユニを冷たく引き離すチウォンでしたが、実は温かい人で、酔っぱらったユニを置いておけず家まで送り届けたりと優しい一面もあります。そんなチウォンがユニの住む家の2階に引っ越てきます。会社ではボスと秘書ですが、家では大家と入居者と立場が逆転する2人。そして会社でも家でも事あるごとに反発し合う2人でしたが、お互いを理解していくうちに気持ちにも変化が訪れます。しかしそれは、社内恋愛をすることになるうえ、ユニのモットーにも反すること。お互いに惹かれ合いながらもそれぞれの事情でなかなか発展しない2人。2人の想いは、どのように動いていくでしょうか?
《ネタバレ 2 》
チウォンがユニに家に引っ越してきたのには理由があるみたいです。それは、昔住んでいた家。そしてこの家はいわくつきの家でもありました。霊が憑りついているイチョウの木のせいで買い手もつきません。ユニも1人で寝るときは怖いらしく電気をつけたまま寝るくらいです。この家には、どんな理由があるのでしょうか?そしてチウォンは、火が怖いみたいで、そのこともこの家と関係しているみたいです。火を怖がるチウォンに、義父でもあり副社長に「正面突破してみろ」と言われ決心してユニの家に住み始めるチウォン。
子供のころから傷を抱えて生きてきたチウォンに、ユニの優しさが溶け込んでいきます。昔住んでいたユニの家とチウォンの心の傷。それはいったい何なのでしょうか?
《ネタバレ 3 》
ユニには、チウォンの前に仕えたボス・ポン常務にひどい仕打ちをされて謹慎処分を受けた傷があります。ボスのためにいやな仕事も引き受け、恋人にも振られながらも仕えたボスに裏切らていつか復讐をと誓います。そしてそんなユニの気持ちを利用し、自分の出世の妨げになるチウォンを引きずり降ろそうとするのが、やがてユニとチウォンの敵となるチョ専務です。ユニを派閥に無理やり引き込み、チウォンの秘書にしてチウォンの情報を得ようと画策します。最初は指示に従うユニも、チウォンの秘書を大切にしてくれる気持ちに応えようと専務の派閥から抜けます。それにより2人が標的になるのです。そして専務に仕えている秘書で友達のボナにも裏切られることに。そのボナのせいで、2人の関係が会社にバレてしまいます。窮地に立たされた2人。そんな矢先に、ユニの前のボスも再び現れ・・・。会社の派閥や出世争いに巻き込まれていく2人。この窮地をうまく乗り越えることが出来るのでしょうか?ちなみにチョ専務には、ユニ以外に裏で情報を流しているメンバー1とメンバー2がいます。この2人は、最終回まで誰なのかわかりません。私は、ドラマ見ながらこの2人が誰なのか気になって仕方なかったです。ぜひ皆さんも誰なのか推理しながら見てください。
《登場人物紹介》
ナム・チウォン(チェ・ダニエル)
YB映像事業部の常務。クールで他人を寄せ付けないオーラがある。副社長の娘ドヒと結婚していたが離婚し、今は独身。今も家族のように付き合っている。火が怖い。会社ではボスだが、家ではユニの入居者として立場が逆転してしまう。
1986年2月22日生まれ。CMモデル活動後、2005年に本格的に俳優デビュー。2008年のドラマで頭角を現し、2009年「明日に向かってハイキック」で大ブレイク。2011年には、KBS演技大賞男性優秀賞を受賞。幅広いジャンルのドラマや映画で活躍する実力派俳優。
主な作品「彼らが生きる世界」「童顔美女」「ゆれながら咲く花」「ビックマン」など
チャ・ユニ(ペク・ジニ)
YB映像事業部。常務秘書。今の部に配属になるまでは、本社戦略企画部の常務秘書。
仕事熱心で、何事にもボスからの指令を優先させる。突如ボスであるチウォンが2階引っ越してきたことで、家では大家という立場になる。チウォンか抱えている傷を自分のことのように思いチウォンを仕事でもプライベートでもサポートすることになる。
1990年2月8日生まれ。2009年映画で女優デビュー。2012年に「恋の一撃ハイキック」で注目を浴び、その後各賞受賞。次々と話題作の主演を務め、自身初となるラブコメに挑戦
したのが本作である。
主な作品「金よ出てこい☆コンコン」「奇皇后-ふたつの愛涙の誓い-」「傲慢と偏見」「ミッシングないん」「ゴハン行こうよ3」
《感想》
私が好きな同居もの(1階と2階ですが)とツンデレ。見終わってすぐにまた見たいと思ったほど、面白くて久しぶりにハマったドラマでした。チウォンのツンデレにやられました。さりげない感じや不器用な感じに胸がキュン。久しぶりに何度もキュンとした感じを味わうことが出来ました。あの笑わないチウォンが、ぎこちなく笑うところや何気に嫉妬心が強く、独占欲も強いことにまた胸キュン。仕事では冷静なのに、ユニのことになると不安で仕方ない。常にユニを捜してしまいます。ユニのことになるとどこか抜けてます。そんなチウォンだから、会社内で秘密にしていても部下たちにはバレてしまうんですね。
でもそんな人間味あふれるチウォンにしたのが、ユニです。うまく部下の人たちのことも気づかいチウォンの信頼を集めます。ユニは、本当に有能な秘書なんですね。それぞれの事情でお互いになかなか前に進めない2人ですが、お互いの気持ちを確かめ合ったら、揺れることなく突き進んでいったのが良かったと思います。大体ピンチになると、一回は別れてしまうことが多いのがドラマですが、この2人は一時的に同居は解消したものの別れることがなかったのが良かったです。視聴率が右肩上がりだったのもうなずける面白いドラマでした。
《まとめ》
このドラマの魅力は、チウォンのツンデレ。回を追うごとにエスカレートするツンデレギャップにすっかりハマってしまいます。不器用ながらも強引さもあって、何かにつけてユニを守り、「行こう」と言って強引に連れ出すチウォンがたまりません。あんなボスに守られたら恋に落ちないわけがない。そんなツンデレチウォンに、あなたもハマってみてください。
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