皆さんこんにちは!
今日も寒いですけど受験勉強を楽しみましょう。
ところであなたは孫氏という人をご存知ですか?
名前くらいは聞いたことがあるという人は多いのではないでしょうか?
またまったく知らないという方はぜひこの機会に覚えてほしいです。
孫氏とは、戦いの勝ち方について書かれた書物で、
中国の春秋戦国時代に書かれたものです。
書いた人は孫武という人で呉という国の将軍になった人です。
現代の会社で例えるとプロジェクトリーダー的存在で、
この時代は戦争が1個の事業プロジェクトでした。
孫氏の内容は戦の勝ち方が書いてありますが、
現代でもたくさんの人に読まれていて、
ソフトバンクの孫社長も愛読しているようです。
孫氏の「孫」とご自身の「孫」を掛けて、
「孫の2乗の兵法」は有名です。
他にもビルゲイツ、スコラーリ監督、長嶋茂雄監督など
あらゆる勝負師、経営者のバイブルとなっています。
そう、つまり春秋戦国時代のような混乱した世の中と
複雑あ現代は同じようなところがいくつもあり、孫氏を
応用できるのです。
行政書士試験も同じです複雑な法が多岐にわたっています。
孫氏を応用し戦略的に試験を攻略していきましょう。
1、百選百勝は善の善にあらざる者なり
「100回戦って100回勝ってもそれが良いとは言えない」
100回戦をするということが国を疲れさせてしまう。
100回勝っても101回目に負ければ100回勝った意味がないですね。
戦わずして勝つことが善の善なるものなり。
自国の資源を投入せずに勝つというのが一番優れた戦い方ですね。
これを行政書士試験レベルに応用すると、
戦わないこと=わからない問題からは逃げる。
法律のテキストはわからない知識がポンポン出てきます。
テキストの最後のほうのページに解説してある知識が
テキストの序盤に出てくることが多々あります。
のでわからなくて当然ですので一回はスルーしましょう。
2、実を避けて虚を打つ
「敵の力の充実しているところは攻撃しないで、
敵の弱点を攻める。」
そう、敵の弱いところほど狙いやすいものはありません。
つまり、試験レベルに落とし込むと、
あなたの得意なところから順に攻めていく。
出題の多い分野を中心に勉強する。
あなたが得意としている分野は相対的にみると
敵の弱点となりますので、
苦手な分野を無理に攻略しようとしないことが合格への近道です。
3、彼を知り己を知れば百戦あやうからず
敵を知り、自分を知っていれば100回戦っても
負けることはない。
情報はめちゃくちゃ大事ですね、
試験(敵)の情報をインプット、試験範囲、出題実績、合格点、
などの情報はきちんと頭に入れておかなくてはなりません。
特に合格点は毎日確認してもいいくらいだと思います。
あなた(自軍)の情報をインプット、各科目の習熟度、科目別点数
総合の点数。特に総合点を毎日意識することが大事です。
4、よく戦うものまず勝つべからざるをなす
闘いのうまい人は、まず敵を勝たせないようにして戦うものだ。
つまり、不合格にならない勉強の仕方を意識しましょう。
例えば、「過去問5回も解いたから合格します~」って絶対ダメです。
せっかく過去問を解くなら、選択肢の1本1本考える。
たとえば、「あ、この肢はここでひっかけようとしているな」
「この肢は、確か2年前も出題されているな重要なんだな」
「この肢は、過去の焼き直し問題でこの部分が変わっているな」
そう、出題者の意図をよく考えながら問題に取り組めば重要なことや、
ひっかけどころが自然と見えてきますよ。
つまり、それがパターン化して頭の中に入っていれば、
本試験で応用が十分にできるはずなのです。
5、兵は拙速は聞くも、今だ功を久しきをみざるなり
せっかちはいい結果が出るというのはよく聞く、
しかし、長い期間の作戦でうまくいく話はあまり聞かない。
絶対に短期合格を目指しましょう。
今年合格する気持ちで勉強すれば自然と奇跡も起こります。
奇跡は本気で望む人の上にしか輝かない。
絶対受かる!血眼になって集中する。
最終的に救ってくれるのはあなた自身の気持ちだけですよ。
6、まとめ
ここまで読んでいただきありがとうございます。
孫氏の兵法は現代でも応用の効く兵法書です。
勉強の合間に少し読む程度で息抜きになると思いますが、
ハマらないように気お付けましょう。
コメント