2016年MBC演技大賞で7冠を獲得し、韓国で放送した同時間帯の視聴率1位を独走したイ・ジョンソク、ハン・ヒョジュ主演のドラマ「W-君と僕の世界-」を紹介します。タイムスリップもののドラマですが、タイムスリップした先はマンガの世界と、今までにない“異次元”級のエンターテイメントになっています。平凡な医師とマンガの世界のヒーローとの恋。誰もが1度はマンガの世界の主人公との恋を夢に見た事があると思います。そんな子供の頃の淡い気持ちを、ドラマを通して叶えてくれます。恋愛だけではなく、サスペンス要素もあるので、ドキドキ、ハラハラ、キュンキュンそして切なくてキューンとなる感じを、ドラマを見て是非味わって頂けたらと思います。
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《あらすじ》
研修医として平凡に暮らすオ・ヨンジュ(ハン・ヒョジュ)は、人気ウェブマンガ「w」の世界に引き込まれる事になります。そのマンガは、父が書いていました。父がいなくなり、父のアトリエに行ったヨンジュは、何者かに引っ張られるようにタブレットの中に…そして引き込まれた世界は、マンガの世界でした。引き込まれた屋上には「w」の主人公カン・チョル(イ・ジョンソク)が倒れていました。チョルを助けたヨンジュは、その日から現実とマンガの世界を行き来する事に…。行き来する内に次第にチョルに惹かれていくヨンジュ。そうチョルは、子供の頃から“理想の恋人”として思い描いていた人物でした。そんなチョルも、自分に詳しいヨンジュを不審に思いつつも気になり始め、ヨンジュの正体を探ろうとします。そしてその過程で、自分の世界がマンガの世界だと知ることになります。
ヨンジュが行き来する事で、マンガの内容にも変化が訪れます。そう、ヨンジュがいつのまにか「w」のヒロインになっていたのです。そして、何者かがチョルの命を狙う事に。
一体誰がチョルの命を狙うのか…ヨンジュとチョルの恋はどうなるのか…数々の試練乗り越えながら、2人はどう言うエンディングを迎えるのでしょうか?
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《ネタバレ1》
ヨンジュの理想の恋人として描かれたチョルは、射撃のオリンピック選手で、家族を全員殺されるという過去を持っています。それも家族殺害の容疑をかけられるも無罪。納得いかないチョルは家族を殺した犯人を探し続けます。容疑をかけられた時の検事も未だにチョルを疑っており、チョルへの敵対心から何かとチョルに関わってきます。そんなチョルは、いつからか何者かに命を狙われる事に。そしてその恐怖は、現実の世界とヨンジュに襲いかかります。ヨンジュが、マンガと現実の世界を行き来する事で、ストーリーが変わっていく中、顔の見えない犯人はいったい誰なのか…そして犯人を知ったチョルとヨンジュは、どういう選択をするのか…是非ドラマを見て確認してみて下さい。
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《ネタバレ2》
《ネタバレ1》でも書いたようにチョルは、ヨンジュの“理想の恋人“です。ヨンジュがチョルに惹かれないわけがありません。そしてチョルも次第にヨンジュを好きになります。ヨンジュは、マンガの世界では不法滞在になってしまいます。そんなヨンジュを助けるため、チョルはヨンジュと結婚する事に。こうして2人は甘い夫婦生活を始めますが、事態は刻々と変わって行っています。そうヨンジュは、マンガの世界では不死身のはずなのに、ある時包丁で手を切った時に出血してしまったのです。その状態をみたチョルは、ヨンジュの身を案じます。そして出した結論は、ヨンジュと別れる事。ヨンジュに、現実の世界に戻ったら、今までのことは夢としてマンガを書き直すよう言います。そうする事で、顔の見えない犯人からヨンジュを守れると思ったのです。
現実の世界に戻ってチョルの言う通りにしたヨンジュ。それからしばらくはマンガの世界へ引き込まれる事もなかったのに、病院で眠っている時に一瞬だけ「w」の世界に引き込まれたヨンジュ。しかしそこで出会ったチョルはヨンジュを覚えていません。そう、ヨンジュの恋は終わってしまったのです。マンガの一場面一場面を切り取り壁に貼るヨンジュ。ヨンジュだけは、前に進めずにいます。そんな時再び「w」の世界に引き込まれる事に…
自分を覚えていないチョルと再会したヨンジュ。2人は、再び恋におちるのでしょうか?
そして余談ではありますが、YouTubeで「Wの予習ルール」と言うものがありましたので、UPしておきますね。この動画を見てドラマを見るとより分かりやすく見れると思います。
見なくても十分理解できますが、よりドラマを理解したい人は見てみてください。
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《登場人物紹介》
カン・チョル(イ・ジョンソク)
マンガ「W」の主人公。元射撃のオリンピック選手で金メダリスト。過去に家族を殺されると言う悲惨な過去を持つ。現在J&グルーバル共同代表。誰もが憧れる存在。
1989年9月14日生まれ。2010年「検事プリンセス」で本格的俳優デビュー。その後数々のドラマに出演し、今や韓国を代表する人気俳優へ成長。本作で2016年MBC演技大賞の大賞を受賞している。
オ・ヨンジュ(ハン・ヒョジュ)
ミョンセ病院の胸腔外科の研修医。「W」の原作者を父にもつ。チョルを“理想の恋人”としている。マンガと現実の世界を行き来しているうちに、自分が「W」のヒロインとなってしまう。
1987年2月22日生まれ。2005年に女優デビュー。翌年「春のワルツ」でヒロインに抜擢。その後「華麗なる遺産」「トンイ」などに出演し、韓国で人気女優の地位を確立。昨今は映画にも出演し、活動の幅を広げている。本作で2016年MBC演技大賞とAPAN STAR AWARDSの最優秀演技賞を受賞しました。
ソ・ドユン(イ・テファン)
チョルの護衛。寡黙で勇敢。チョルを救ったヨンジュの身元を調査している。
1995年2月21日生まれ。2013年俳優グループ“5urprise(サプライズ)”のメンバーとしてデビュー。2016年「帰ってきてダーリン」で知名度を上げ、「ナイショの恋していいですか?」や「華政」などに出演している。
ユン・ソヒ(チョン・ユジン)
チョルの秘書。高校のころからチョルに片思い。マンガ「W」のヒロインだったが、ヨンジュの出現によりその地位も危ぶまれている。
学生時代からモデルとして活動後、2015年「風の便りに聞きましたけど!?」でドラマデビュー。同年“SHINee”のミンホ主演のドラマ「初めてだから」で女優として注目を浴びることに。
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《感想》
イ・ジョンソクとハン・ヒョジュ出演のこのドラマ。絶対面白いと思い、期待度100%で見始めましたが、見事に期待を裏切ることなく最後まで飽きることなく見ることが出来ました。
チョルがかっこいい事。マンガの主人公なのでかっこいいのは当たり前ですが、やることなすことすべてカッコよくて私もヨンジュ同様好きになりました。ヨンジュも、チョルを動揺させるためにいろいろなことしますが、そのしぐさが可愛い。私の中でハン・ヒョジュのイメージが「トンイ」だったので、このドラマを見てまたイメージが変わりました。
2人ともドラマの役にとてもあっていたと思います。
また胸キュンシーンもたくさんあり、キュンキュンしました。それと同時に泣けるシーンもあり、チョルがヨンジュを忘れ、そんなチョルの前で泣きながらラーメンを食べるシーンは泣けましたし、瀕死のチョルを目の前にして現実に戻されたシーンも泣けました。
マンガと現実を行き来するため、見ているほうはこんがらがってしまいそうですが、そこはうまく描かれています。ストレスなく見ることができます。大体韓国ドラマは、最終回が残念だなって思うことが多いんですが、このドラマはきっと誰が見ても満足いく内容になっていると思います。
《まとめ》
子供のころから自分が描いていた理想の恋人が、目の前にいたら?と誰もが1度は考えたはず。そんな女性心をくすぐり、夢の世界に連れて行ってくれると同時に、サスペンス要素もあるため、別の意味でドキドキすること間違いなし。一気に見たくなるほどハマる内容だと私は思うので、ぜひ見てほしいと思います。
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