相続分の譲渡と放棄の違いは何?知らない人が共同相続人になったら

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こんにちは mst1です│´ω`)ノ

 

意外と知られておりませんが、実は自己の相続分を譲渡することが可能です。

相続が開始しプラスの財産があるのだけれど遺産分割協議や手続きが面倒な

場合にとても便利な制度ですが赤の他人と共同相続なんてことも起こってしまうのが

デメリットです。

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極道の次男が自己の相続分を稼業の商売敵に譲渡した

 

今日も事件です。

まったく知らないおっさんが遺産分割協議にいらっしゃってます

 

長男「おまえ誰やねん!」

 

おっさん「次男のヒデオさんから相続分を買い取ったものです」

 

どうやら同業他社の社長さんらしい。

 

ヒデオさんはこの家の次男坊でした。

長男は養子であったため父親より溺愛されていました。

 

ヒデオは素行が悪く極道のような生活をしていました。

 

父親は親戚にお家を守るために相続廃除をすすめられるも

 

父親「ワシの遺産は実の子であるヒデオに全てを譲る。大バカ者だがたった一人の血を分け息子じゃ、ワシが一代で築き上げた遺産を食いつぶそうが本望じゃ」

 

と怒鳴りそのままこの世を去りました。

 

そんなことがあったにもかかわらず

ヒデオは改心せずまともな生活を送っておらず

自らの相続分を第三者に売り払うという行為に及びました。

 

相続分の譲渡とは

相続分の譲渡とは自分の相続分を他人に渡すことです。

例えば、aさん,bさん,cさんの3人兄弟が唯一の相続財産の不動産を共同相続した場合で

aさんは不動産に興味がなく早く現金が欲しいといった事情があるとしましょう。

 

その場合にaさんはbさんやcさんに自分の相続分を売ってしまうことや、

まったくの赤の他人に自己の相続分を売ってしまうことが可能です。

 

相続分を譲渡することで遺産分割協議など面倒な手続きや無用なトラブルに巻き込まれなくて済みます。

 

また、現金を相続する場合と違って不動産や貴金属、宝飾品のその他の高価品を相続する場合は揉めることが多いので、早期に相続関係から離脱できるというメリットがあります。

 

相続放棄との違い

相続放棄とは始めから相続人ではなかったものとみなします。

 

つまり、相続放棄をすることによって他の相続人の順位が変るなどの影響を

及ぼしますが、相続分の譲渡は譲渡を受けた人に関してのみ影響が及び、他の

相続人においてはなんの影響を受けません。

 

相続放棄は単独でできるので手続きが容易です、譲渡と同様に面倒なトラブルに

巻き込まれないというメリットがあります。また、借金などのマイナス財産から

逃れることができるなど便利な制度です。

 

しかし、申述には期間があり、相続があったことを知ってから3ヵ月間に行わなければならないという制限があります。

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赤の他人との財産の共有の対処法

共同相続人の一人が遺産の分割前にその相続分を第三者に譲り渡したときは、他の共同相続人は、その価額及び費用を償還して、その相続分を譲り受けることができる。

②前項の権利は、一箇月以内に行使しなければならない。

 

民法905条

相続分を取り戻しができる場合があります。

905条によると、共同相続人の一人が第三者に相続分を譲渡した場合、

他の共同相続人は費用を支払って相続分を取り戻すことができると規定しております。

 

民法も赤の他人との共有をあまり良い状態だとは考えていないようです。

 

確かに、あまり自然な相続ではないですね。

赤の他人ですが共同相続人となれば遺産分割協議もしなければなりません。

もちろん協議はまとまりにくくなることが予測されます。

 

だから、民法では赤の他人との共有状態を是正するような制度が用意されています。

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